私には1年の区切りが2つある。
一般的な暦による1月と、もうひとつは、8月。
これは、平成28年(2017年)、突然始まった。
私にとって、この世界で唯一最大の理解者である旦那を見送ることになったのだ。
私の世界の全てが変わってしまった。
喜怒哀楽の感情が逆転するとは、このことだと知った。
失って初めて気が付くことがあります。
私も失って初めて、旦那が私にとってこの世界で唯一最大の理解者であったことに気が付きました。
もっと正確に言えば、私の潜在意識はこのことを分かっていた。
だから、、、私はあのとき異次元にいる旦那を引き留めることができ、昏睡状態でありながら、あの14日間という時間を過ごすことが出来たんだと思っています。
こうして漠然と書く分にはいいんですが、少し入り込んで書こうと思うと、やはり辛いものがあります。
本当に大切な人を失った人は、そう簡単に立ち直れない・・・下手すれば10年、20年掛かる人もいるというのも頷けます。
それは、もう2度と取り戻せないからです。
どんなに後悔しても、やり直しが効かないのです。
そして、切り替えや代用もありえない。それができるくらいなら、こんなに苦しまない。
私の周りには、残念ながら私と似たような状態になった人がいません。
時間の経過とともに、自分の気持ちも、周りの人達も変わっていきますが、その変化はグラフで例えるなら反比例に近い。
当時、私はノートに自分の感情を書き綴っていました。誰にも言えない感情をノートにぶつけていました。
今なお、そのノートを開くことはできません。
四十九日を過ぎたあたりから、wordで 自分の感情を書き始めました。
現在進行形で、A4・201ページ(約20万文字)になっています。
絶望、喪失、怒り、罪悪感、悲壮・・・列挙するとキリがない。
これはまだ読み返せますが、半端ない(^-^;
第1期 旦那が倒れてから心臓が止まるまで
第2期 旦那の告別式
第3期 四十九日を迎えるまで
第4期 1周忌を迎えるまで
第5期 3回忌を迎えるまで
こんな感じで、ザックリまとめてみようかなと考えています。
きっと事細かく書こうとすると、永遠にUPできないかも?(^-^;
ただ、一気に書き上げるのは難しいと思うので、途中で映画やドラマ、音楽、趣味などの話がUPされます(^-^;
今の自分は、旦那を失ったことで出来上がっています。
それまで考えたこともなかった事柄、または忘れていたことを思い出すきっかけにもなりました。
現実的に理解出来ない、説明できないことも体験しています。
旦那を語らずして、今の自分を話すことも難しい(^-^;
私だけじゃないはずです。
他にも少しはいるはずだと思っています。
たくさんの「言葉」があります。
ですが、本当に大切なのは、その言葉に秘めた思いです。
純粋であればあるほど、その思いは次元を超える。
私は、そう感じています。
コメント